経済産業省の産業人材の政策のひとつである「ニューロダイバーシティ推進事業」。Kaienは、当該事業における2022年の実証研究の協力企業としてプロジェクトに参画し、ニューロダイバーシティの実践に取り組む企業のサポートを行います。
イノベーション創出や生産性向上を促す「ダイバーシティ経営」の取り組みにご関心がある企業様を支援いたしますので、ご興味をお持ちの企業様は以下よりお問い合わせください。
経産省推進事業「ニューロダイバーシティ人材活用」導入支援プラン 人事ご担当者様向け説明会
お問い合わせ先: rep@kaien-lab.com / 050-2018-1066 (Kaien法人向けサービス担当)
ニューロダイバーシティとは
ニューロダイバーシティ(Neurodiversity)は、Neuro(脳・神経)とDiversity(多様性)を合わせた造語です。日本語では「多様な脳」や「脳の多様性」と訳されます。
脳や神経、それに由来する個人レベルでの様々な特性の違いを多様性と捉えて相互に尊重し、それらの違いを社会の中で活かしていこうという考え方です。特にIT業界においては、自閉スペクトラム症・ADHDといった症状のある発達障害の方を雇用し、デジタル分野での高い業務適性を活かして収益化等に成功した事例が生まれ始めており、デジタル化が加速する社会において企業の成長戦略として注目を集めています。
参考ページ
- 実践!ニューロダイバーシティ的就活(「ニューロダイバーシティの教科書」著者 村中直人先生による解説動画)
- 発達障害とニューロダイバーシティ
経済産業省のニューロダイバーシティ推進事業について
経済産業省経済社会政策室では、2021年度からニューロダイバーシティに関する推進事業に取り組んでいます。特に先行研究でその特定能力との親和性が報告され、政府としても人材確保が喫緊の課題となっているデジタル分野にフォーカスし、当分野において企業が「ニューロダイバーシティ」を取り入れる意義とその方法論を取りまとめた調査レポートを公表しています。
2022年度は、調査レポートで提案されている「ニューロダイバーシティに取り組む-発達障害のある人材にその特性を活かして能力を発揮し活躍していただく-ための5ステップ 」の実践を通じて、取組の前後で組織にどのような変化があったのかを比較検討する効果検証等の事業に取り組む予定としており、新たにニューロダイバーシティに取り組む協力企業を募っています。
Kaienは経済産業省からの要請に基づき、民間企業の立場からニューロダイバーシティ推進事業に参画しています。経済産業省と連携を取りながら、効果検証の調査に協力する企業への人材マッチングとコンサルティングサービスの提供を通じて、ニューロダイバーシティの普及を後押しいたします。
ニューロダイバーシティ1万人雇用啓発プロジェクト
Kaienは賛同する企業・団体と共に、誰もが安心して自らの脳神経の多様性を開示することができて、お互いの考え方・物事の捉え方・能力の凸凹の違いを尊重し合えるニューロダイバースな職場が日本中に広がるようにとの願いのもと、あらゆる産業の企業で働く従業員に向けて啓発活動を行う「ニューロダイバーシティ1万人雇用啓発プロジェクト」をスタートしました。
貴社の管理職や従業員に向けて、ニューロダイバーシティの考え方や取り組み方法をお伝えする勉強会を実施します。講師はニューロダイバーシティ人材活用に取り組む企業を数多く支援した実績を持つ経験豊富なKaienのコンサルタントが行います。準備している定型のフォーマットにしたがって実施する無料実施プランと、実施先の企業のご希望に合わせてワークショップの実施や動画のアーカイブなどが可能な有料プランから、ご希望に沿ってお選びいただけます。
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